2013年3月14日木曜日

「北朝鮮は事前警告なしに攻撃できる態勢を取っている」:北朝鮮「サイバー攻撃被害」?

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●「.kp」のサイトが、ことごとく繋がらなくなる



朝鮮日報 記事入力 : 2013/03/14 09:54
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/14/2013031400740.html

北朝鮮、韓国を本当に攻撃する可能性も
米国家情報長官「事前の警告なしに攻撃できる態勢を取っている」

 米国の情報機関を統括するジェームズ・クラッパー国家情報長官(DNI)は12日(現地時間)
 「北朝鮮による好戦的な修辞は『政治的な宣伝』という性格を帯びてはいるが、北朝鮮の本当の意図を反映しているとも考えられる」
と証言し、北朝鮮が本当に挑発行為に乗り出す恐れがあることを示唆した。

 クラッパー長官はこの日、米議会上院情報委員会の聴聞会に出席し
 「新たな若い指導者が率いる北朝鮮の行動について非常に心配している」
とした上で、上記のように述べた。

 クラッパー長官は哨戒艦「天安」爆沈と延坪島砲撃を例として挙げ
 「朝鮮人民軍(北朝鮮軍)は事前の警告なしに極地的な攻撃を行う体制をしっかりと整えている」
と指摘した。

 クラッパー長官は
 「北朝鮮は昨年4月、移動式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられるKN-08を公表し、先月には核実験を行った」
と述べ、これまでの一連の経緯にも言及した上で
 「北朝鮮は米国と東アジアの安全保障にとって深刻な脅威となり得る能力があることを示した。
 北朝鮮はICBMとみられるものを配備するための初期段階の措置もすでに取った」
と証言した。

 さらに、クラッパー長官は
 「北朝鮮の政権は自分たちの生存が脅かされると感じたときだけ核兵器を使うだろうが、実際にその脅威をどのように定義しているのかについて、米国は確実には把握していない」
 「核兵器について、北朝鮮がいかなる戦略的な計算を行っているのか。
 これを把握するという困難な課題を米国は抱えている。
 (しかし)米国は平壌の『核ドクトリン』やその展開の概念などについては把握できていない」
と述べた。

 クラッパー長官は北朝鮮による核とミサイルの拡散に向けた動きについても憂慮を示し
 「北朝鮮がイランやシリアなどに弾道ミサイルと関連する部品を輸出し、2007年に破壊されたシリアの原子炉建設を支援したケースは、北朝鮮による核拡散の実態を示すものだ。
 北朝鮮は6カ国協議などで核物質や核開発技術などを他国に移転しないと約束したが、これを破って核関連技術を再び輸出する可能性もあるため、この点を注視している」
と語った。


 「北朝鮮、韓国を本当に攻撃する可能性も」
とは、まさか北朝鮮は韓国を攻撃しないとでも思っているのだろうか。
 脅しで「核」を使うこともありえる。
 韓国は甘い対応をしてはならない。

朝鮮日報 記事入力 : 2013/03/14 10:28

北朝鮮が朴大統領を初めて非難
「毒々しいスカートの風」

 6・25戦争(朝鮮戦争)の休戦協定破棄を宣言するなど韓国への威嚇を強めている北朝鮮が、初めて朴槿恵(パク・クンヘ)大統領を非難する談話を発表した。
 名指しは避けたものの、現在の南北対立の責任を朴大統領に転嫁した格好だ。

 北朝鮮の国防委員会に所属する人民武力部は13日に報道官談話を発表し、朴大統領について
 「傀儡(かいらい)軍部の好戦狂たちの狂気じみた醜態は、大統領府(青瓦台)の居間で巻き起こっている毒々しいスカートの風と無関係ではない」
と主張した。
 朝鮮中央通信が伝えた。
 「スカートの風」には「出しゃばり女」などの意味があり、女性大統領を遠回しに非難したものとみられる。

 北朝鮮はまた
 「大統領府の居間では『安保態勢』に万全を期すべきだとしながら『武器だけで国を守ることはできない』『核兵器など軍事力にばかり集中する国は自滅する』などと非常に不吉な悪口が流れいる」
と非難した。
 朴大統領が今月8日、韓国軍の式典で
 「国民は飢えているのに核兵器などの軍事力ばかりに集中すれば、どんな国も結局は自滅する」
と北朝鮮を非難したことに反発したものだ。

 北朝鮮は
 「核を持った民族と人民の軍隊は大敵との戦いで常に勝利を収め、国の強盛と安全を最も頼もしく保障するものだ。
 この厳然たる真実から目を背けたまま核兵器を放棄しろと言うことこそ、現実判断能力が完全にまひしたばか者たちの妄言だ」
と主張し、核保有の意志を重ねて強調した。

 さらに
 「休戦協定の効力も北南不可侵宣言による拘束も存在しない」
ため
 「残されたのはわが軍隊と人民の正義の行動、無慈悲な報復行動だけだ」
と韓国を威嚇した。


レコードチャイナ 配信日時:2013年3月14日 13時36分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70305&type=0

海運規制、インフラ建設中断……中国が北朝鮮制裁を開始―韓国紙

 2013年3月13日、韓国紙・中央日報は記事
 「中国が対北朝鮮単独制裁を正式に開始」
を掲載した。
 中国が北朝鮮の核実験に対する実質的な制裁を正式に開始した。
 北朝鮮に向かう船舶を規制するだけではなく、北朝鮮でのインフラ建設をも中断している。

 12日に北京の消息筋が明らかしたところによると、
 「9日に国連安保理が制裁を決定した後、大連市から北朝鮮に向かう船舶海運業務の物流代行業者は2社にまで減少した」
 と説明した。
 制裁前は20社以上があった。

 北朝鮮の海運は「シンガポール-大連-南浦港」というルートに依存している。
 業者数が10分の1に減らされたことによって、シンガポール発大連経由北朝鮮行きの船便は週7~8便から2~3便に激減することになる。
 貨物の検査も強化されているため、通関作業も困難になっている。

 また、吉林省の消息筋によると、北朝鮮と中国の共同開発が決まっていた羅先特区に電力を供給するための送電工事がストップしたという。
 羅先特区から海産物を輸入していた中国企業もすべて業務を停止した。


 追い詰められれば、
 「窮鼠猫を噛む」
ということになる。
 明らかに朝鮮半島がキナ臭くなってきつつあるということである。
 おそらく、北朝鮮の攻撃が開始されるのは近い将来ということになってきているのではないだろうか。


朝鮮日報 記事入力 : 2013/03/15 09:55
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/15/2013031500669.html

北朝鮮、大々的なサイバー攻撃受ける
労働新聞・朝鮮中央通信サイトなどダウン

 北朝鮮が13日午前から14日午後にかけ、大々的なサイバー攻撃を受けたことが分かった。
 韓国政府の関係者が14日に伝えた。
 攻撃の主体は現在確認中だという。

 平壌に支局を置くロシアのイタルタス通信も13日午後9時44分、事情に詳しい消息筋の話として
 「北朝鮮のインターネット資源が海外から強力なサイバー攻撃を受けている。
 北朝鮮でネットへのアクセスが遮断された」
と報じた。

 実際に、朝鮮労働党機関紙の労働新聞や朝鮮中央通信、「わが国」など北朝鮮当局が体制宣伝のために運営しているウェブサイトは、14日午後遅くになってもアクセスできない状態だった。
 これらのサイトは通常、韓国では有害サイトとしてアクセスできないようになっているが、海外からはアクセスが可能だ。
 北朝鮮の体制宣伝用サイトのうち、「わが民族同士」など海外にサーバーを置いているサイトは攻撃を受けなかった。

  国策シンクタンクの専門家は
 「北朝鮮にサーバーを置くサイト全体が同時多発的に攻撃を受け、これが二日間続いたことを考えると、個人や民間レベルの攻撃ではない可能性が高い」
と話している。
 政府の関係者は
 「韓国政府による攻撃ではない」
とした上で、攻撃の拠点を確認中だと重ねて説明した。

 一方、治安政策研究所のユ・ドンヨル先任研究官は
 「世界最高レベルのサイバー大国の北朝鮮でこれほど長時間サイトがダウンするはずがない。
 局面打開を狙った自作劇の可能性もある」
と話している。


 もしこれが自作劇だとすると、北朝鮮はこの時間を使ってインターネットの装備・プログラム・システムなどに相当な変更を加えた可能性がある。
 ということは、戦時体制に切り替えたかもしれない。
 ということは、開戦が間近いということになる。


CNNニュース 2013.03.15 Fri posted at 12:45 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35029555.html

北朝鮮に「集中的なサイバー攻撃」、米国などを非難

(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、同国のインターネットサーバーが、日常的に「集中的かつ執拗なウイルス攻撃」を受けていると伝えた。
 攻撃は米国など「敵対勢力」の仕業だとする北朝鮮当局の見方を伝えている。

 朝鮮中央通信は、
 「米国と韓国のかいらい政権が、北朝鮮に対する破壊妨害工作を強化しようとサイバー部隊を大幅に増強しているのは公然の事実だ」
と非難。 
 「そうした卑劣な行為によって北朝鮮の正義の声を抑圧できると思うのなら大きな誤りだ。
 続く結果の責任は全面的に、米国とその同盟国にある」
と警告した。

 サイバー攻撃による被害には言及しなかったが、北朝鮮は
 「このまま黙って傍観はしない」
と強調した。
 どのような対応に出るのかは明らかにしなかった。

 北朝鮮は国際社会の静止を振り切って3度目の核実験を実施。
 国連安保理事会による制裁強化に反発して「核の先制攻撃」を仕掛けると挑発し、朝鮮戦争の休戦協定白紙化を宣言している。

 こうした展開について、ジェームズ・クラッパー米国家情報長官は12日の議会証言で、北朝鮮による核兵器開発は「深刻な脅威」になるとの認識を示した。



J_CASTニュース 2013/3/15 16:57
http://www.j-cast.com/2013/03/15169825.html

北朝鮮が初めて「サイバー攻撃被害」訴える 韓国メディアは「自作自演」示唆

   米韓軍事演習に反発した北朝鮮が朝鮮戦争の休戦協定を一方的に「白紙化」を宣言するのと前後して、北朝鮮のウェブサイトにアクセスができなくなった。

   北朝鮮は、米国や韓国によるサイバー攻撃が原因だと主張しているが、過去に北朝鮮もサイバー攻撃を行っていたと指摘されていることから、主張の信ぴょう性は低いと受け止められているようだ。

   問題が起こったのは2013年3月13日。
 北朝鮮の公式情報を発信する労働新聞や朝鮮中央通信といった個別のサイトに繋がりにくくなることは珍しくないが、この日は、北朝鮮に割り当てられたドメイン「.kp」のサイトに、ことごとく繋がらなくなった。
 同日、ロシアのイタル・タス通信が平壌発でこの原因がサイバー攻撃にあることを伝えている。だが、記事はわずか2行で、
    「北朝鮮でのインターネットへのアクセスがブロックされている。情報筋によると、インターネットのリソースが、海外からの強力なハッカー攻撃を受けている」
というもの。
 「リソース」が回線を指すのかサーバーを指すのかなど、具体的に何が起こった詳細は不透明なままだ。

   その2日後の3月15日には、国営の朝鮮中央通信は3月15日に同様の記事を配信し、インターネット接続に障害が起こっていたことを認めた。記事では、
    「集中的かつ執拗なウイルス攻撃が毎日、共和国(北朝鮮)が運営しているインターネットサーバーに対して行われている」
とサイバー攻撃を受けているとした上で、
    「見逃せないのは、このサイバー攻撃が米国と敵対勢力が行っている、向こう見ずなキー・リゾルブ合同軍事演習と時期を同じくしていることだ。
 米国と南朝鮮(韓国)の傀儡政権が、共和国に対する破壊工作と妨害行為を強める狙いで、サイバー攻撃を大々的に強めてしていることは誰の秘密でもない」
と、米国と韓国を名指しで非難した。

   韓国側は冷淡に受け止めているようで、聯合ニュースはこの朝鮮中央通信の論評を伝える中で、
    「北朝鮮はこれまで、韓国と米国の様々なウェブサイトにサイバー攻撃を行ったとして非難されてきたが、他国が北朝鮮のサーバーを攻撃したとして非難するのは初めて」
と指摘する程度だ。
 「自作自演」との含意も透けて見える



レコードチャイナ 配信日時:2013年3月17日 14時45分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70387&type=0

北朝鮮のインターネットがダウン、
「米軍とその同盟国のサイバー攻撃」と北朝鮮中央通信発表―中国メディア

 2013年3月15日、北朝鮮中央通信社は同国の複数のサーバーが攻撃を受けてインターネットがダウンしたと発表した。
 「敵対勢力による拙劣かつ卑劣な行為」と批判している。
 16日、京華時報が伝えた。

 北朝鮮中央通信社によると、同国のサーバーは
 「連日、集中的かつ持続的なウイルスによる攻撃」
を受けたという。
 このサイバー攻撃は11日から始まった米韓の定例合同軍事演習「キー・リゾルブ」と同時に始まっているという。

 北朝鮮中央通信社は米国と韓国はサイバー戦争能力を高め、北朝鮮に対して破壊活動を実施していると非難。
 サイバー攻撃はすでに深刻な段階に達しており、このまま座視することは出来ない。
 サイバー攻撃が引き起こした結果は米国とその同盟国がすべて責任を負わなければならないと主張している。

 なお北朝鮮のインターネットは14日から徐々に回復したが、いまだに一部ウェブサイトが閲覧できない状態だという。
 15日午前よりブロードバンドサービス及びモバイルインターネットサービスは完全に回復した。





【中国海軍射撃用レーダー照射】


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