●7日、人民網はカナダの軍事専門誌・漢和防務評論の2013年2月号の記事を紹介、尖閣諸島問題が激化すると同時に中国が頻繁に戦闘機Su-30MK2による威嚇を行なっていると伝えた。写真はSu-30。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月8日 10時12分
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中国海軍が戦闘機Su-30MK2の活動を活発化=尖閣問題で日本を威嚇―カナダ軍事誌
2013年2月7日、人民網はカナダの軍事専門誌・漢和防務評論の2013年2月号の記事を紹介、尖閣諸島問題が激化すると同時に中国が頻繁に戦闘機Su-30MK2による威嚇を行なっていると伝えた。
同機種は2012年7月、日本が尖閣の国有化に向けて動き始めた頃から活動を活発化させているという。
同誌によると、それまで安徽省肥東に配備されていたSu-30MK2は、2011年に浙江省寧波への移転作業が終了し、最新の衛星画像によればすでに配備が完了している。
移転に備えて、2007年から寧波の軍用空港が改修され、24の強化型格納庫と、ヘリ2機を格納可能なヘリコプター用格納庫5つが建設された。
ヘリコプターは海軍航空部隊に所属する救助用であるとみられている。
海軍航空部隊でヘリコプターを保有している師団は数少なく、Su- 30MK2が重視されていることがわかる。
寧波空港は海軍航空部隊の中でも最良の空港で、6つの強化型格納庫が滑走路の端まで備わっており、
5分でスクランブル発進が可能なSu-30MK2を6機保有している。
同誌は、メンテナンスの点から見ても、
Su-30MK2が海軍航空兵にとっては宝物に等しい存在だと指摘している。
駐機中、エンジンや赤外線捜索追跡システム(IRST)にはカバーがかけられており、
空軍J-11部隊の大雑把な管理とは大きく異なっている。
中国はロシアからウラル光学機器製の IRST部品を多数購入していたが、
部品の寿命が短いことが問題視されていた。
スホーイ設計局の高官によると、
ソ連製の航空機の使用説明書にはIRSTは風雨に接触することで寿命が短くなるため、平時はカバーをかけておく必要があると書かれているという。
Su-30MK2はロシアによって簡素化されているものの、
RVV-AE空対空ミサイル、
射程距離70キロのX-31A型空対艦ミサイル、
射程距離110キロのX-31P型対レーダーミサイル
を搭載する能力を持つ。
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【中国海軍射撃用レーダー照射】