2013年2月10日日曜日

元駐日本大使、中国外交部部長に就任か?:行き詰まった中国のウルトラC



●9日、米華字ニュースサイト・多維網は記事「王毅、中国外交部部長に就任か」を掲載した。写真は2010年、東莞市。台湾商人子弟学校創立10周年式典に参加した国務院台湾事務弁公室の王毅主任。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月10日 10時32分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69302&type=0

元駐日本大使の王毅氏、中国外交部部長に就任か―米華字メディア

 2013年2月9日、米華字ニュースサイト・多維網は記事
 「王毅、中国外交部部長に就任か」
を掲載した。

 信頼できる消息筋が伝えるところによると、中国国務院台湾事務弁公室の王毅(ワン・イー)主任が中国外交部部長に就任する可能性が浮上したという。
 楊潔●(ヤン・ジエチー、竹かんむりに褫のつくり)部長は外交担当の国務委員に昇格する。

 王主任は04年に駐日本大使として日本に派遣され、日本通としても知られている。
 日中関係の問題は相互理解の不足に起因すると喝破。
 中国のメディアは小泉純一郎首相の靖国参拝ばかり強調するが、盧溝橋事件についての反省、新型肺炎(SARS)での日本の援助などを伝えていないとも指摘している。

 同じく元日本大使の崔天凱(ツゥイ・ティエンカイ)外交部副部長が駐米国大使に就任する見込みで、王氏と崔氏の元駐日本大使コンビで、米国も巻き込まれた尖閣の日中対立に取り組むことになる。


 外交部長とは日本でいう外務大臣にあたる。
 そこに元駐日大使を使ってきたというのは、
 もしそれが事実なら、中国は日本との修復に乗り出した、と見ていいだろう。
 中国としては行き詰まってしまった状況を打破するための、ウルトラ技に近い。
 こんなにゴチャゴチャにしてしまった中国の責任は重いが。
 だが、その責任をこの人はとれるであろうか。
 向こうから手を差し出してきたのだから見守るしかないが。




【中国海軍射撃用レーダー照射】



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