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サーチナニュース 2013/02/27(水) 09:10
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0227&f=politics_0227_003.shtml
日本の外交に矛盾と狂い、苦境が日増しに深刻化=中国報道
中国網日本語版(チャイナネット)は26日、「日本の外交に矛盾と狂いがあることが露呈した」と報じた。以下は同記事より。
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領土問題の緊張が続くなか、日本の外交が「分散化」している。
` このほど安倍晋三首相を始めとする高官が、米国、ロシア、韓国を訪問し、支援要請・下準備・友好アピールを行い、日本の外交の余地を残した。
しかし日本の思考回路には、「狂い」が生じているようだ。
亀裂を補うと同時に対立を煽るのでは、骨ばかり折れて成果があがらないだろう。
安倍首相は21日より、就任後初の訪米を開始し、22日にオバマ大統領と会談した。
会談の主な内容は、日米同盟、北朝鮮の核実験、尖閣諸島(中国名:釣魚島)、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉などの問題だった。
予想通り、オバマ大統領は会談後に日米同盟の重要性を重ねて強調したが、両国の共同声明の内容はTPPのみで、そのほかの内容については触れられなかった。
尖閣諸島の依然として深刻な状況を受け、オバマ大統領は米国の利益を鑑み、「火に油を注ぐ」ようなことはしなかった。
安倍首相は先ほど米メディアのインタビューに応じた際、日本とアジア諸国の衝突には、中国の根深い問題が存在すると述べた。これは自らの政治的支持の基盤を固めることを目的とした発言であり、事態悪化の流れを示した。
安倍首相の特使である森喜朗元首相は21日にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談した際、日ロ関係の「切実な問題」を巡り意見を交換した。森氏の今回の訪ロは、プーチン大統領の北方四島問題に対する態度を探り、安倍首相の訪ロの下準備をすることを目的としたものとされる。
双方は交渉の再開を望んでおり、プーチン大統領も以前、両国は妥協により「引き分け」を実現するべきだと表明していた。
しかし双方の対立の溝は深く、短期間内に大きな進展は得られないだろう。
また竹島(韓国名:独島)問題は、日韓の間に横たわる悩みの種だ。
冷えきった両国関係を修復するため、日本は25日の朴槿恵(パク・クネ)新大統領の就任式に、麻生太郎副総理を派遣した。
しか、日本は22日の「竹島の日」記念式典に内閣府政務官を派遣した。韓国外交通商は22日、日本側に「竹島の日」条例を直ちに撤廃し、竹島の領有権に対する主張を停止するよう求めた。
日本の行動を見ると、外交面で苦境に陥っていることを意識しており、それに応じて調整を行っていることが分かる。
しかし日本には矛盾した動きが頻繁(ひんぱん)に見られ、その原因を理解することは困難だ。
しかしこのような動きを続ければ、日本の外交面の苦境が日増しに深刻化するだけであることは間違いない。
』
なにか迂遠に中国外交が陥ってしまっている状況を解説しているような部分がある。
おそらく昨年まで勇気凛々だった中国の夢は、もう戻ってこないように思える。
誰もが中国の限界を知ってしまった、そんな感じである。
あれぼど激昂してしていたのに、できたことといえば「巡視船の鬼ごっこ」だけでは、説得力がまるでない。
中国の巨大な軍事力とはなんだったのか。
もしかしたら、
共産党以上に解放軍内部の汚職は進んでおり、
解放軍とは汚職という名のシロアリに食い荒らされている数合わせたハリコの虎
なのかもしれない、と思わせるほどである。
もはや中国にはアジアで睨みをきかせることのできるほどの、威信も軍事力もなくなっているようである。
尖閣問題はそれを青空の下に引っ張り出してしまったのかもしれない。
それを隠すために、こういった記事で相手の弱みを棒のように表現しているのだろうが、その程度しか打つ手がなくなったのだろうか。
相手の揚げ足をとる前に、自分のことをどうにかしないといけないと思うのだが、もはやそれは不能にまでなっているのかもしれない。
タイトルを借りるとこうなってしまう。
中国の外交に矛盾と狂い、苦境が日増しに深刻化
周辺諸国の離反が拡大し、外資が逃げ始め、国内を汚染と汚職が覆い尽くしている。
中国はこれからどこへいくのだろう?
ってな具合かな。
『
サーチナニュース 2013/02/27(水) 10:20
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0227&f=politics_0227_006.shtml
日米首脳会談に見た微妙な日米関係=中国報道
中国網日本語版(チャイナネット)は26日、
「日米首脳会談が微妙な日米関係を露呈した」
と報じた。以下は同記事より。
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オバマ大統領と安倍晋三首相が22日、ホワイトハウスで会談を行った。
会談の主な内容には、日米同盟、北朝鮮の核実験、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉などの問題が含まれた。
会談後に発表された声明を見る限り、アナリストは会談の成果には限りがあると見ている。
尖閣諸島問題により日中関係が緊張している現在、米国は今回の会談で意図的に低姿勢を維持したかのようだ。
両国首脳は日米同盟の重要性を何度も強調したが、両国関係は実際には非常に微妙な状態に置かれている。
■意図的な低姿勢
安倍首相の訪米は注目を集めたが、東アジア情勢が緊張している最中の訪米であったことが、その1つの重要な原因である。
また北朝鮮が3回目の地下核実験を実施すると、朝鮮半島情勢が緊迫化した。
日米は、国連安全保障理事会と共同で、北朝鮮に対する制裁手段を模索している。
ほかにも日中の尖閣諸島を巡る係争が長期化しており、悪化の傾向さえ見られる。
敏感な時期の訪米であったため、双方(特に米国)は会談で意図的に低姿勢を示したように見える。
まずオバマ大統領と安倍首相の両者は、ホワイトハウスで首脳会談を実施した際、通常ならば東棟(イーストウイング)で開くはずの大規模な共同記者会見を開かず、小規模な記者会見を選択した。
オバマ大統領と安倍首相の会談後に開かれた記者会見に出席した記者の数も限られ、質問が減少した。
次に米国メディアは会談の内容を詳細に報じていないが、これは非常に珍しいケースだ。
CNNは記者会見の生放送の際に、オバマ大統領のスピーチだけを放送し(米国国内の予算問題について触れた場面)、日米関係については取り上げなかった。
両国は会談後、非常に簡略的な共同声明を発表するにとどまった。
しかも内容がTPPのみで、そのほかの内容が含まれなかったことは、大方の予想を裏切った。
アナリストは、「これは今回の会談の数少ない成果と言えるかもしれない」と語った。
■微妙な関係
オバマ大統領と安倍首相は日米関係は非常に重要だと重ねて強調したが、日米関係は実際には微妙な状態に置かれている。
米専門家クリスチャン・カリル氏は外交雑誌『Foreign Policy』で、
「日本は米国のアジアにおけるもっとも重要な盟友だ。
しかし別の面から言えば、日本はもっとも対応しがたい盟友でもある」
と指摘した。
カリール氏は文章で、
「中国の台頭を受け、日本の協力がなければ、米国は東アジアの地政学において変化中のパワーバランスをコントロールできない。
しかし同時に、米国は軍事衝突を引き起こす可能性がある領土問題に巻き込まれたくない。
米国は日本のナショナリストが意味もなく中国や韓国を刺激し、対立を煽る(あおる)ことを望んでいない。
オバマ大統領は、安倍首相を支持すると同時に、軽率な行為に出ないよう制御すべきだ。
これは微妙なバランスを把握する必要がある」
と指摘した。
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内容がいやにソフトだ。
あのいつもの威勢だけはいいが論理はからっきしダメという駄声は聞こえてこない。
なんとも、味気ない。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月28日 7時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69821&type=0
ロシアで広がる日本衰退論、「日本は強い中国に対抗できない」―中国紙
2013年2月24日、大衆日報は日本の外交に関する記事を掲載。
安倍政権は硬軟両面の綱渡りのような外交政策を採用しているが、効果を上げていないと指摘している。
昨年以来、日本はその周辺海域で次々とトラブルを起こし、ロシア、韓国、中国という3つの隣国と領土“争い”を繰り広げている。
強硬な発言を繰り返す日本政治家が次から次へと登場してくるが、歴史や現状に対する放言は隣国の感情を考えぬものだ。
同時に日本は軍拡を続けている。
日本メディアは安倍晋三首相の外交はまるで綱渡りのようと評した。
まさにその通り。韓国に対しては両国の信頼関係の強化を呼びかける一方で、過去の歴史問題を再び掘り返そうとしている。
さらにロシアに対しては森喜朗元首相を特使として派遣した。
しかし森元首相と会談した、ロシアのプーチン首相は両国が受け入れられる北方領土解決案の摸索はきわめて困難な課題と話している。
またタス通信は
「日本が強大な中国と対抗できるとの考えは、ロシアではもはやマーケットを失っている。
今、流行しているのは日本衰退論だ。
ゆえに中国を重視するべきとの主張がロシア国民の間では大多数を占めている」
と報じた。
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日本衰退論が広がればロシアは中国とフェイスツーフェイスになる。
ロシアが中国を重視すれば、最も長い地続きの国境線を持つ二国は竜虎になる。
ロシアは中国を潜在脅威とみなし、成長する中国はロシアを侮る。
そのような状態では僅かな不信感が両国を対峙させる。
今後は国際的にはそういうきわどい動きになっていく。
おそらく、日本に代ってロシアが中国が近隣敵になることは間違いないだろう。
中国は日本対して「日本が必要な間は友好を演じる」が、
「日本はいらない」となったとき手のひらを返したように敵対的になった。
この動きを見る限り、軍事の先生であるロシアはしばらくの間、中国に優遇されるであろう。
しかし、豪腕なロシアは決して軍事の秘密事項は中国には提供しない。
なぜなら、そうしたらロシアの技術でロシアが中国にやられることになるからが。
中国はロシアの軍事技術の出し惜しみに苛立つだろう。
そこから、中露の関係にヒビが入ってくる。
シナリオ的にはそう動くだろう。
中露が友好で入られるのも、おそらく習近平の時代が最後だろう。
中露が友好にして、最終的に敵対関係になる間、日本は出来る限り身を引いて、漁夫の利をえるように心がけることになる。
ロシアは中国を脅威と感じれば、必ず日本に手を差し伸べてくる。
ロシアの外交は冷戦時代を経験してきたようにしたたかだ。
3つ、4つという複数の策をたくみに弄しながら、動いていく。
一つに偏重しない合理的な冷酷さを持っている。
3つ、4つという複数の策をたくみに弄しながら、動いていく。
一つに偏重しない合理的な冷酷さを持っている。
【中国海軍射撃用レーダー照射】
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