●5日、中国国家人口計画生育委員会はこのほど、中国の新生児の男女比率は、この30年以上アンバランスな状態が続いているが、その偏りが2009年から4年連続で改善傾向にあることを明らかにした。写真は今年2月湖北省襄陽市の病院で生まれた新生児。
レコードチャイナ 配信日時:2013年2月19日 8時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69491&type=0
中国経済の高成長、秘密は「いびつな人口性比」にあり!
女性少なく、頑張らざるを得ない独身男―米メディア
● 15日、米CNNは記事「孤独な独身男はいかにして中国経済の成長を助けるのか」を掲載した。中国のいびつな人口性比が、実は中国経済の高成長を後押ししていたという。写真は広州の住宅展示場。
2013年2月15日、米CNNは記事
「孤独な独身男はいかにして中国経済の成長を助けるのか」
を掲載した。17日、財経網が伝えた。
人口性比が極端にアンバランスな中国。
結婚適齢期の男性と女性の比率は「1.15対1.0」で男性が多い。
かくして結婚相手を見つけるために独身男たちは過酷な競争を繰り広げている。
その競争こそが中国の高成長を後押ししているとの見解を米コロンビア大学の魏尚進(ウェイ・シャンジン)教授が発表した。
現在の中国では、数の少ない女性が条件のいい男性を選べる立場にある。
その時にポイントとなっているのがマイホームを持っているかどうか。
もはや不動産の購入は結婚のための前提条件のようなもの。
独身男たちは必死で家を買うためのお金をためている。
この独身男たちのマイホーム購入熱が中国不動産市場を活性化している。
昨年、魏教授が他の研究者と共同で発表した報告によると、中国主要35都市の不動産価格上昇要因の48%は性比不均衡に由来していた。
そればかりではない。
過去10年間、中国経済は年10%に近い高成長を続けてきたが、このうち
2%分は性比不均衡に由来
しているという。
中国の1 人当たり収入が上がるにつれ、成長ペースは鈍化すると一般的には予測されているが、魏教授は中国のいびつな人口性比が景気を下支えすると予想している。
』
男女の数が均等しないということは社会不安を助成する。
そして、男性が多いということは社会が暴力化する方向に動く。
その攻撃ターゲットが政府当局に向かうというのは理の当然なことである。
そんなことは常識的なことである。
よって、意図的に経済成長のために一人っ子政策を実行しているわけではない。
「いびつな人口性比が景気を下支えする」以前に、
「いびつな人口性比が社会不満を助長する」
ほうが早いように思えるのだが。
もし、中国の高度成長がいびつな人口性比によるものなら、高度成長が減速するということは、その矛先が政体へ向かうということになる。
ということは、当局は
「非常に危険な賭け」
をして、高度成長を達成したということになる。
「非常に危険な賭け」
をして、高度成長を達成したということになる。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年3月7日 1時24分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=70050&type=0
新生児の男女比率4年連続で緩和、それでも警戒ラインを大きく超過― 中国
2013年3月5日、中国国家人口計画生育委員会はこのほど、中国の新生児の男女比率は、この30年以上アンバランスな状態が続いているが、その偏りが2009年から4年連続で改善傾向にあることを明らかにした。
人民日報が報じた。
国家統計局のデータによると、
2012年の新生児の男女比率は117.7(女児100人に対して男児が117.7人)にまで差が縮まり、
アンバランス改善のためにここ数年講じられてきた総合管理政策に一定の効果が見られたことがうかがえる。
出生人口性別比は新生児男女比とも呼ばれる。
女児100人に対して103-107人の男児が生まれることが、国際社会では正常と見なされている。
男児の死亡率が女児より高いことから、結婚・出産適齢期になると、男女の比率はほぼ均等になる。
1982年の時点で108.47だった中国の新生児の男女比率は、その後偏りが激しくなり、2004年には過去最悪の121.20をマークした。
2009年から偏りが改善傾向を呈し始め、同年119.45、2010年117.94、2011年117.78、2012年117.7と、新生児男女比は縮まり続けている。
とはいえ、国際レベルで見ると、今もなお極めて高いゾーンにあり、警戒ラインを10ポイント以上オーバーしている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/内山)
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【中国海軍射撃用レーダー照射】