2013年2月11日月曜日

春節では:訪日中国観光客は?



● NHKニュース(2月10日)



 なかなか「日本はいらない」とはならないようである。

レコードチャイナ 配信日時:2013年2月11日 11時58分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69326&type=0

反日よりも命が大事、中国で日本製空気清浄機がバカ売れ―香港紙


●9日、香港紙アップルデイリーは記事「日本製品ボイコットよりも命が大事、日本製空気清浄機がバカ売れ」を掲載した。日本メーカーは増産、工場操業繰り上げを急いでいる。写真は中国の家電量販店、空気清浄機ブース。

 2013年2月9日、香港紙アップルデイリーは記事
 「日本製品ボイコットよりも命が大事、日本製空気清浄機がバカ売れ」
を掲載した。

 旧正月を迎えた中国だが、多くの地域で深刻な大気汚染が観測されている。
 命を守らねば、と中国人の間では空気清浄機がバカ売れ。
 パナソニック、シャープ、ダイキンなど日本製品が飛ぶように売れている。

 特に大気汚染が話題となった今年1月の売れ行きはすさまじく、シェア2位のパナソニックは前年度比2倍の売り上げを記録。
 広東工場で50%の増産を決めた。
 また昨年末に完成したばかりの新工場の操業繰り上げも検討している。
 シャープ、ダイキンも前年同月比3~4倍の売り上げで、シャープは上海工場の増産繰り上げを決定したという。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月12日 6時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69319&type=0

<春節特集>
横浜中華街では盛大に祝賀行事、政治と旧正月は関係なし―中国メディア

 2013年2月10日、中国海軍によるレーダー照射問題で、日中関係がさらに悪化しているなか、日本最大のチャイナタウン・横浜中華街では旧正月(中国語で春節)を祝う催しが例年通り盛大に開催されている。
 新聞晩報(電子版)が伝えた。

 多くの在日華僑の子供たちが通っている横浜山手中華学校の体育館では、10数人の若者が銅鑼や太鼓の演奏で獅子舞の練習に励んでいた。
 メンバーの 1人は「まだ本番前の練習だけれど、気持ちはすでにできあがっている。獅子舞の魅力は激しい動作かな」と笑って話す。
 獅子舞の所作を1つ1つ興奮気味に説明する彼だが、今日の日中関係について聞かれると、「関係悪化で良いことなど1つもない。友好関係を願うだけだ」と表情を曇らせた。

 中華街では旧正月を祝う飾りつけであふれている。
 ある中華料理レストランの店員は「政治の話をすると、食事がまずくなる」と顔をゆがめる。
 昨秋からの尖閣問題をめぐる日中関係の悪化で、横浜中華街では政治問題がタブーの話題となった。
 中華街は昨年、10月1日の国慶節(中国の建国記念日)や日中国交正常化40周年記念行事など、一部中止になったものもある。

 今年の旧正月に際し、主催者側は「政治と距離を置く」姿勢を強調し、祝賀行事は「国家と無関係」だとしている。
 期間中、横浜中華街では獅子舞のパレードや中国伝統舞踊のなどのイベントが開催される。
 管轄の横浜加賀町警察署も特別な警戒態勢をとってはいないが、昨年の尖閣問題以降、中華街のパトロール強化を続けている。
 旧正月の祝賀イベントは今月24日まで開催中。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月11日 21時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69333&type=0


これだけ違う、中国と台湾の春節
=中国人は早いうちからお年玉を卒業?―台湾メディア

 2013年2月8日、春節は中華圏で最も大切な祝日だ。
 中国と台湾での春節の過ごし方には、それぞれ違いが存在するという。
 台湾・今日新聞網の報道を、中国新聞網が伝えた。

 春節は新しい年の始まりであり、紅包と呼ばれるお年玉や、年越しの料理など、古くから伝わる伝統文化が存在する。
 中国と台湾で、これらの文化に対する見方は異なっているのだろうか。
 台湾のシンクタンク・創市際市場研究顧問のアンケート調査によると、どちらも携帯電話のメッセージによって親しい人にあいさつを送るのが一般的で、自宅で年越しの料理を食べることが多い。
 だが、中国の方が台湾よりも行事に対して積極的に関わる傾向にある。

 お正月といえばお年玉だが、調査によると、「18歳以上はお年玉をもらうべきではない」と考えるネットユーザーの割合が、台湾では18%であるのに対し、中国では28%となった。
 これは、中国人は台湾人に比べて社会に出るのが早いためだと考えられる。

 親類や友人同士があいさつを交わすのも、春節特有の文化だが、台湾のネットユーザーが新年のあいさつをする割合は全体的に5割未満であるのに対し、中国ではSNSが28%と低いのを除けば、携帯メール(79%)、電話(73%)などを始め、あいさつを交わす割合が高いという結果が出た。

 また、年越しの食事についても伝統の影響からか、自宅で作って食べるという回答が中国台湾ともに多数を占めた。
 もちろん、レストランも年末年始向けのメニューを提供しているが、台湾ではレストランで買ってきた料理を自宅で食べることが好まれるのに対し、中国では店に食べに行く方が多いという結果になった。

 また、今年は春節と時期が重なるバレンタインデーに対する見方も明らかになった。
 台湾では43%がバレンタインデーを重視しないと回答したのに対し、中国ではわずか18%にとどまった。

 同じ春節、バレンタインデーであっても、台湾は比較的落ち着いた態度で迎えているのに対し、中国では積極的に行事を楽しもうという傾向にあるようだ。



レコードチャイナ 配信日時:2013年2月12日 7時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69315&type=0

海外メディア、春節の中国人観光客は各国経済を救う“天使”―中国メディア

 2013年2月9日、人民日報(電子版)は、春節(旧正月)の長期休暇を利用して海外旅行に出かける中国人観光客が、訪問先の国々にとって低迷する経済を救う存在になっていると伝えた。

 韓国の各デパートは、春節期間中に急増する中国人観光客を対象にした特別セールを開催。
 韓国観光公社は、同期間中に韓国を訪れる中国人観光客を6 万3000人と予想している。
 米カリフォルニア州では、中国人観光客を迎える準備に余念がない。
 ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオでは「北京の魅力― 世界都市」と題した各種イベントを開催。
 ボストンなどの地方都市でも、中国人観光客を誘致するためサービス向上に努めている。

 英ロンドン近郊のアウトレット・モールでは急増する中国人観光客のために中国語のパンフレットを用意。春節用の店内装飾に切り替え、中国・銀聯カードでの決済も可能とした。

 タイでは有名アイドルを観光大使に任命し、中国市場に向けて積極的に観光宣伝を展開している。

 ここ数年、春節期間中の中国人観光客が世界各国で増加している。
 米国では中国人観光客の数が他の国々からの観光客のなかで最多となり、今後3年間でその数が2倍になると見込んでいる。
 中国人観光客の巨大な消費力に世界は驚くばかり。
 昨年の春節期間中に欧州を訪れた中国人観光客が購入した高級ブランド品の総額は72億ドル(約6700億円)で、同期間中の欧州全体のブランド品販売総額の62%を占めた。
 今年はそれをさらに上回ると関係者は予想している。

 オーストラリア観光業界の大物、チャールズ・ウッドワード氏は
 「中国人観光客は最も金払いの良い顧客」
と評価。
 英メディアにいたっては、中国人観光客を「天使」にたとえ、
 「中国人だけが世界を救える」
と報じた。
 英BBCも
 「中国は世界消費をけん引する大きな力になっている」
と指摘している。
 中国の春節は、低迷する世界経済にぬくもりを与えている。海外メディアの言葉を借りれば、中国の春節は世界の人々にとっての「ゴールデンウィーク」でもあるのだ。





【中国海軍射撃用レーダー照射】



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