●8日、ランディ・シュライバー元国務次官補は尖閣問題に台湾が加わることは米国にとって喜ばしい事態ではないと発言した。尖閣問題で中国と協力せず、まずは日本との関係を改善するべきと提言している。資料写真。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月11日 9時36分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69320&type=0
<尖閣問題>
台湾は参与するべきではない、まず日台関係の改善を―元米国高官
2013年2月8日、ランディ・シュライバー元国務次官補は
「尖閣問題に台湾が加わることは米国にとって喜ばしい事態ではない」
と発言した。10日、環球時報が伝えた。
8日、米シンクタンク・ヘリテージ財団と全米台湾同郷聯誼会は、米台関係フォーラムを開催した。
席上、シュライバー元国務次官補は東シナ海問題にふれ、台湾には
「より積極的かつより建設的な」働きを期待する、少なくとも台湾は
「建設的な解決プランにとっての問題や障害になるべきではない」
と発言した。
具体的には、
①.台湾は中国本土と尖閣問題において一切協力しない、
②.台湾は日本と協力し日台関係改善に力を注ぐ、
③.尖閣問題の不透明かつ混乱した状況に参加しない
の3点が建設的な役割だと述べた。
会場ではニューヨーク市の台湾コミュニティ関係者が
「尖閣諸島の行政権を日本に返還したのはなぜか、日本こそが東シナ海問題のトラブルメーカーだ」
と発言し、台湾系参加者の拍手を浴びた。
シュライバー元国務次官補は、米国はどちらかといえば日本に肩入れしていると認めた。
またいわゆる
「国有化」は中国の見方であり、実際には
「行政権は以前から日本政府の手にあった」
のであり、昨年9月の買収は民間人から国家に保有者が変わったに過ぎない
と指摘した。
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おなじ記事を香港紙で。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月13日 12時8分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69381&type=0
「日本にばかり肩入れしないで」
尖閣問題での米国の姿勢に、在米台湾系華人から不満―香港紙
2013年2月12日、米国の保守系シンクタンク・ヘリテージ財団と全米台湾同郷聯誼会が開催した米台関係フォーラムで
「尖閣問題で米国は日本にばかり肩入れしないで欲しい」
との発言があった。
香港の中国評論社(チャイナレビューニュース)の報道。
ニューヨークの台湾系コミュニティから参加したというある人物がフォーラムの席で
「米国はなぜ尖閣諸島(中国名:釣魚島)の管轄権を日本に与えるのか」
と発言。
さらに
「日本は東シナ海の厄介者であり、米国は日本の肩ばかり持つべきではない」
と主張し、出席していた台湾系の在米華人から喝采を浴びた。
ヘリテージ財団アジア研究センターのウォルター・ローマン主任は、尖閣諸島問題に関して
「米国は日本に肩入れし、台湾には中立的な立場をとらせている」
と指摘。
中国の軍事的脅威が高まり、日米の同盟関係が重要性を増しているが、同フォーラムでは米上院議員が、米台の戦略的パートナーシップの重要性を主張した。
F-16戦闘機の台湾への売却を含め、米国が引き続き地域の平和と台湾防衛に協力すべきだとしている。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月19日 17時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69561&type=0
尖閣諸島防衛、台湾が中国と協力できない3つの理由
=主権で対日譲歩せず―馬英九総統
●18日、台湾の馬英九総統は「尖閣諸島の主権において譲歩はしない」と発言。中国と尖閣防衛に関して協力できない理由を述べた。資料写真。
2013年2月18日、台湾メディア・ETtodayによると、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は同日、
「尖閣諸島の主権において譲歩はしない」
と発言。
中国と尖閣防衛に関して協力できない理由を述べた。環球時報が伝えた。
馬総統は中国と協力できない理由として、
「
①.第1に、中国は台湾と日本が結んだ平和条約を認めていない。これでは協力の仕方すらわからない。
②.第2 に、台湾が提唱する『東シナ海平和イニシアチブ』に関して中国からはいまだに反応がない。
③.そして第3は漁業に関してだが、中国は台湾が日本と主権に関する話し合いを持つことを望んでいない。しかし主権がなければ漁業権も存在しない。そのため台湾は主権に触れないわけにはいかない
」
と述べた。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年2月22日 22時9分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69678&type=0
<中華ボイス>
「中国に間違った期待はするな!」
台湾元行政院長のアカウント瞬く間に削除で―民進党主席
●22日、台湾の謝長廷元行政院長が中国本土で登録したミニブログのアカウントはすぐに削除され、これに対し蘇貞昌民進党主席は「中国本土に対しては間違った期待をするべきはない」と発言した。写真は2012年、アモイ大学台湾研究院を訪問した謝長廷元行政院長。
2013年2月22日、中国ではコミュニケーションツールとしてミニブログが支持されている。
今年1月に中国インターネット情報センター(CNNIC)が発表した報告によると、中国のミニブログ利用者数は2012年12月末時点で3億900万人に達した。
これだけ膨大なユーザーを抱える中国のミニブログだが、当局からの監視は依然として行われ、問題のある書き込みはすぐさま削除されてしまう。
台湾の謝長廷(シエ・チャンティン)元行政院長はこのほど、中国本土のミニブログにアカウント登録した。
フォロワーは1日で6万人にまで増えたという。
謝氏は、
「私はミニブログで中国本土の人たちと民間交流したいと思い、アカウントを登録した。
ところがおかしなことにすぐにアカウントが削除されてしまった。
クラッキングされたのだろうか」
と体験談を公開した。
これに対し、蘇貞昌(スー・ジェンチャン)民進党主席は、
「台湾の民主主義を大切にし、中国本土に対しては間違った期待をするべきはない」
と発言した。
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【中国海軍射撃用レーダー照射】